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ホワイトニング前
ホワイトニング後
ホワイトニングとは、歯に薬剤を塗って歯の色素を分解することで歯を白くする方法です。薬剤の化学変化で色素を漂白しますので、元々の歯の色よりもさらに白くできるということが最大の特徴です。芸能人のような真っ白な歯を望まれる方にも適しています。
歯を削ったりすることなく手軽におこなうことができ、すぐに効果を実感することができますので、近年ホワイトニングを利用する人がとても増えてきています。
薬剤だけをインターネットなどで購入することもできますが、安全性の点から、きちんと歯科医院の診察を受けてホワイトニングをおこなうことをお薦めします。
ホワイトニングには、医院でおこなう「オフィスホワイトニング」と、医院でマウスピースを作成後に自宅で処置をおこなう「ホームホワイトニング」の２種類があります。また、歯茎の黒ずみを改善する「歯肉ホワイトニング」という方法もあります。
歯に薬剤を塗布します
光線をあてて効果を高めます
歯科医院でおこなうホワイトニングです。
医院で歯にホワイトニング剤を塗り、薬剤を活性化させる光線を照射してホワイトニング効果を高めますので、短時間で歯を白くすることができます。
所用時間は、一般に30分〜１時間程度です。
ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」という漂白作用のある薬剤で、ホームホワイトニングに較べて効果が高い分、刺激を感じたり、歯の透明感が失われる場合もあります。、
芸能人のように真っ白な歯にしたい方や、手間をかけずに白くしたい方にお薦めです。
ホームホワイトニングトレイ
薬剤を入れて歯に被せます
自宅でご自身でおこなうホワイトニングです。
まず歯科医院で歯型を取り、ホワイトニングトレーというプラスチック製のマウスピースを作成します。
そのトレーに薬剤を注入して、自宅で都合のよい時間にホワイトニングをおこなう方法です。オフィスホワイトニングより弱い薬剤（主成分は「過酸化尿素」）を使用するので、１回に白くする効果は緩やかになりますが、刺激が少なく、自然な白さになります。
繰り返しおこなうことで好みの白さにすることができ、また定期的におこなうことで白さを常に維持するのにも有効です。
歯肉ホワイトニング前
歯肉ホワイトニング後
歯肉(歯茎)が黒ずんでいるのを改善する治療です。
一般の皮膚と同じように、歯肉にもメラニン色素が沈着して黒ずんでくる場合があります。
特に、コーヒーやお茶などの飲食物や喫煙などの刺激で黒ずんでくることが多く、その場合には歯肉に薬剤を塗布する「歯肉ホワイトニング」で、健康なピンク色にすることができます。
ただし黒ずみの原因が、差し歯などの金属の影響の場合や、歯周病が原因の場合には効果がありませんので、原因に合った治療が必要です。